ペレットストーブで守る「家族の笑顔と健康」
こんにちは!長谷川興産の榊原です。
前回までで、ペレットストーブが「高性能かつ安い」ストーブであることをご説明しました。
今日は、「ペレットストーブは安全なのか?」をテーマにお送りします。
買おうか悩んでいる方からよく質問されるのが、「ペレットストーブって危なくないの?」というもの。
薪ストーブや暖炉もそうですが、家の中で火を起こすわけですから、火事にならないかと心配するのは当然だと思います。
しかし、心配ご無用!ペレットストーブは、火事や事故を事前に防ぐ安全対策がしっかりされてます。
今日は、ペレットストーブ「どれほど安全性に優れ、安心して使えるストーブなのか」を詳しく解説していきます。
汚れた空気を外に逃がすから「空気がキレイ」
よく、室内で火を燃やして空気は汚れないの?と質問されますが、その答えは、「汚れません!」です。
その秘密は「空気の行き先」
エアコンや石油ストーブは汚れた空気をそのまま室内に吐き出しますが、ペレットストーブは「汚れた空気はぜんぶ外に逃がしてくれる」のです。
だから、どれだけ火を燃やしても部屋の空気はキレイなまま。気持ちのよいストーブライフを楽しめるというわけです。
部屋の空気が汚れないので、ほかの暖房ほど換気しなくて大丈夫。
「せっかく暖まったのに、換気のために窓をあけたらまた寒くなっちゃった・・・」とならないのは嬉しいですね。
まめに換気しないでいいのは助かるね。
ペレットストーブはみんなそうなの?
うん。みんなそうだよ。
ちなみに、汚れた空気を外に逃がすやり方は2つ。
エコティは2番めの「FE式」だね。
汚れた空気の逃し方
1.FF式・・・外の空気を使ってペレットを燃やす。汚れた空気はファンを使って屋外へ
2.室内の空気を使ってペレットを燃やす。汚れた空気はFF式と同じように屋外へ
違いは火を燃やすのに外と室内どちらの空気を使うかだけです。室内の暖かい空気を使うFE式のほうが、着火しやすく部屋を暖めるときの効率もよくなります。
冬の気温が氷点下になる日も多い富山県では、FF式よりFE式のほうが使いやすいでしょう。
なるほど~。
冷たい空気より暖かい空気を使ったほうが暖まりやすいってことだね
(・∀・)
あれ。そういえばエコティってFE式じゃなかったっけ?
そうだよ。
だから、エコティは富山県の気候に合ったペレットストーブということになるね♪
汚れた空気を外に逃がすメリットは、部屋の空気がキレイに保たれることだけではありません。
万が一、不完全燃焼になって一酸化炭素が発生しても、火を燃やすための空気と同じように、すべて外に逃がしてくれます。
なので、不完全燃焼が起こっても一酸化炭素中毒になる心配がないのです。
さらに、エコティを含むほとんどのペレットストーブには煙突詰まり、振動、温度異常を感知するセンサーがいくつも取り付けられています。
そして、センサーが異常を感知すると安全装置が働いて自動消火してくれるのです。
地震が起きたり、機械トラブルが起こったりしても火災にならないのも、ペレットストーブの特徴の1つです。
ヒートショックから家族を守る!
「ヒートショック」という言葉。聞いたことありませんか?
温度の血圧が大きく上下し、脳内出血など恐ろしい症状を引き起こす現象です。
ヒートショックの主な症状
・脳内出血
・脳梗塞
・心筋梗塞
ヒートショックが1番起こりやすいのが冬のお風呂。入浴中にヒートショックを起こして溺れるのが典型的なパターンです。
ヒートショックかぁ。聞いたことはあるよ。
なんで冬のお風呂で起きやすいの?
ヒートショックの原因は温度差による血圧の変化なんだ。
・暖房で暖かい部屋
↓
・寒い廊下
↓
・熱いお風呂
っていう順番で移動すると起きやすいんだよ。
ヒートショックで亡くなる人の数は、交通事故の3倍以上もいるんだよ!
↓ほら
そ、そんなに!!?
ボクたちも気をつけないとだね(焦っ)
重大な事故につながりやすいヒートショック。どのように防げばいいのでしょうか?
もっとも効果的な方法が、「住宅内の温度差をなくす」ことだといわれています。
要するに、『ヒートショックを防ぎたいなら、家全体を暖めることが大切』だということです。
そして、「『家全体を暖める』を1台でできるのが、ペレットストーブ」なのです。
冬の住宅。ヒートショック以外にもさまざまな危険が!
温度差がある住まいに潜む危険は、ヒートショックだけではありません。
『寒さと健康の関係』が研究されているイギリスでは、健康を守るための最低室温は18℃、高齢者なら21℃とされています。
さらに、室温が18℃を下回ると循環器疾患、16℃を下回ると感染症の発症、転倒、ケガのリスクが高まるという研究結果もあります。
福太郎、知ってる?
外国には最低室温を法律で規制している国もあるんだよ。
へ~。すごいね~。知らなかったよ。
そこまでするんだ!
イギリスなんか、最低室温を18℃以上に保てない賃貸住宅には解体命令がでるからね!
寒さにかんする法規制がないのは、先進国じゃ日本くらいじゃないかな。
どうですか。「室温と健康・安全」はあなたが思っているよりずっと密接な関係にあります。
これらのリスクを回避するには、家の中の温度差をなくし、一定以上に保つことがとても大切です。
1台あれば家中をまんべんなく暖められるのは、ペレットストーブだからこそです。
家族の安全を守り、厳しい冬を安心・快適に過ごせることが、ペレットストーブの1番の魅力なのです。
ちょっと長くなったから、今日はここまでにしておこうか。
福太郎、今日の話はどうだった?
いろいろ知れて楽しかったよ!
ペレットストーブって、快適なだけじゃく健康や安全まで守ってくれるんだね!
とくに富山は雪国で冬の寒さが厳しいから、暖房は必需品だしね。
どうせ使うなら、安心して使えるものがいいよね!
うんうん。安心・健康に過ごすのにおすすめの暖房がペレットストーブだってことだね。
うん。それに、ペレットストーブで暖まるのは、体や部屋だけじゃないんだ!
実は、ペレットストーブが広まれば、みんなのお財布も暖まるんだよね♪
それは、次回に詳しく教えてあげるよ。
というわけで、次回は「ペレットストーブで地域活性化!」をテーマにお送りします。
今日はこのへんで、次回もお楽しみに!